798時代、サンスイの607シリーズと直接ライバル関係だった名機ではないでしょうか。 発熱が多く、経験からこのシリーズは部品の熱破損が多いのではと思われます。 元々本機は入手時に改造等の手が入ってないと見受けられつつも、メンテナンスにより比較的良好な動作となりました。プロテクター解除も早めです。 写真の通り接点復活剤は使用せず、インプットセレクターを分解整備の上、ボリュームの洗浄剤によるクリーニング行いました。DC漏れなし、バイアス指定値に調整行いました。 気になるガリ、ノイズはありません。 全体的に比較的美品の部類かと思われますが、 一部フロントパネルにon off印字がないこと(power表記はあるので問題ないと思います。見た目は綺麗です。) およびウッドパネルを一部補修してあります。 少し離れて見れば非常に美しい状態です。 圧倒的な物量から繰り出される、パワー感溢れる ソニーサウンドです。