1939年製 AEG TELEFUNKEN 25cm 高品質 フィールドコイル型・励磁型 少々難あり

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商品情報

その昔のAEG社製真空管ラジオの最高級モデル『OrchesterSuper 709WK』に搭載されていたフィールドコイル型、2本セットでの出品です。片方のコーン紙裏に「1939年8月22日」のスタンプが見えます。
コーン紙一部に虫食い穴があったり、ガスケットのウールに虫食いがあったり乱れがあったりする他、コーン紙にシミや僅かなアタリも見えますが、80年も前の品と考えれば十分に美品の範疇かと愚考します。「少々難あり」の内容は、片方のコーン紙とフレームとの接着が、接着剤の経年劣化によって剥がれていること、しかしバッフルにマウントすれば問題なく鳴ります。
励磁コイルに型番などの印刷はありますが、上に巻かれた蝋紙?のせいで読みづらいです。が、コイルの規格「82V 110mA」と読めます。

コーン紙剥がれアリの方・・・ボイスコイルDCR=14.1Ω/励磁コイルDCR=690Ωナシの方・・・同14.4Ω/717Ωと、十分に揃っている方でしょう。ボイスコイルの公称インピーダンスは16Ωと推定されます。
音ですが、同時代の紙製センターダンパーの励磁型ユニットと比べると、解像度そしてレンジ感が圧倒的に「現代寄り」です。テレフンケン『青フレーム・レッドニップル』の御先祖様という感じで、峻厳冷徹でモニター的鳴り方ですが、輪郭の鋭さはさすがテレフンケン。出品者の簡易な電源で鳴らしてでもこうなのですから、電源を作り込めば幾らでもそれに呼応してくれることでしょう。

開始価格は、1ユーロがの頃にドイツより買い入れた価格・10年以上前のものとほぼ同じに設定しました。送料が高騰し、円安ユーロ高となり、そして何よりもドイツにおいてこの手の古いユニット(特に1950年以前の製造品)が枯渇よろしくお願い申し上げます。

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